中沢 さん ご質問有難うございます!
今回運搬を依頼されたい荷物は、一般的な引越しの荷物と分けて考える必要があります。
しかし残念ながら、引越し業者の多くは、ユーザーからその様な依頼があったとしても、安心できる対応が出来ないのが現状です。
これは、営業マンも現場作業員もキャリアが少ない(離職率が高い)ということと、営業と現場が完全に分かれており、営業マンからの連絡が現場にきちんと届かないということ、などが原因です。
この大前提を理解した上で依頼をしないと大変なことになる・・・というのが、正直なところなんです ^^;
それではどうしたら良いかということですが、やはり営業マンの見積もり段階で、運搬に慎重を期して欲しいということを、前回よりもより強い印象を与える様にするということが必要だと思います。
具体的には、慎重に運ぶということなどを口頭で説明してもらうだけでなく、見積書の備考欄などに書いてもらうという手段が有効です。
いつもと違うことが書いてあれば、現場の作業員も気にすると思います。ただ、これだけでは不十分かもしれません。
さらに確実にするためには、特殊貨物運送保険に加入するということです。
一般的に、引越し業者は引越し用の保険に入っています。ただ、これは自動的?に入るものなので、作業員も慣れっこというか、特別気にして作業をしようとはしません。
美術品などの高価なものを運搬する際に加入するのが特殊貨物運送保険なんですが、これへの加入をユーザーから希望があると、営業マンもただごとではないな・・・というが意識が働いて、当然現場にもその緊張感が伝わると思います。
それと、具体的に依頼する業者というか現場作業員の質を変えるということも有効です。
各引越し業者には、ピアノや金庫などの重量物を運搬する特殊な作業員や、提携している専門の協力会社があります。
ピアノなどの相当重量のある荷物であれば、営業マンは迷いなく専門の作業員の手配をするのですが、今回の様な中沢 さん が運搬を希望されている荷物などは、気の利く営業マンでなければ、専門の作業員がいるという案内をしないと思います。
ですから、ユーザー側から、ピアノや金庫などを運ぶ特殊作業員の手配をしてもらいたい・・・と言うのが有効だと思います。
一般的な引越しにピアノや金庫がある場合、ピアノ以外の家財は一般の作業員が運びますが、ピアノなどは専門の作業員が別の時間にやってきて、ゆっくり慎重に作業を行います。
この特殊作業員は、普段からゆっくり丁寧に作業を行う習性があるので安心です。
ただ、営業マンの立場からすると特殊作業員の手配は滅多にあることではないので、ユーザーから言われないと気づかない者が多いかも知れません。
それともう一つの手としては、大手の運送会社などの美術品運搬専門の受付に依頼をされるということです。
これも結果的にはピアノ運搬専門の作業員と同等の者が来ると思うのですが、依頼の入り口が美術品専門なので、ユーザーが営業マンに説明をする手間が省けるのがメリットだと思います。
あとは、いずれにしても相場は気になるところですよね。
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